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参考書選びのコツ

 皆さん、あまりご承知ないかもしれませんが、自分で大学受験勉強するときにどの参考書、どの問題集を選ぶか、結果は雲泥の差がつきます。選ぶ基準は本人の実力レベルによっても違うでしょうし、目的によっても違ってくると思います。ここでは、あまり皆さんが気づいていない参考書選びのノウハウをお教えします。

「分厚い参考書をしっかり理解してから問題集」はやめましょう!

 たいていの人は、まず参考書をしっかりマスターしてから問題集と考えますが、これは学校の教え方で、人間の脳のメカニズムとあっていません。幼児が言葉を覚えるときに、文法と「あいうえお」を勉強してから、口語を覚えますか? まず頻繁に使う言葉、自分にとって重要な言葉から覚えて、それから文を作ることを覚えて、だんだん会話ができるようになりますよね。読み書き、漢字を覚えるのは一番最後です。

 学校は学問を教えるところですから、理論を教えないでいきなり問題をやらせるわけにはいきません。学校はまだましで、分厚い参考書を買うと学校以上に丁寧に理論や解説が書かれています。しっかり勉強しようという学生ほど、分厚い参考書を一から覚えようとしますが、これは明らかに間違いです。

 なぜならば、「まず退屈で前に進まない」、「量が多すぎて途中で嫌になる」、「テストの点が上がらない」から、たいていの人は途中で挫折します。

とにかく問題を解くことからはじめよう!

 人間の頭は、問題意識をもつと活性化します。「なぜだろう?」「何とか解けないものか?」という前向きな気持ちになると、頭になんでもすっと入ってきます。知りたいという気持ちが大きく口を開けて待っているときに、答えが降ってくるとすぐ口に入って消化されます。

 友人に自分より勉強時間が少ないはずなのに、呑み込みが早い人がいますよね。これは、集中力の違いです。人間が集中できるのは、好きなことをやっているとき、好奇心が高まっているときです。勉強が好きであれば当然呑み込みが早いし、問題意識が旺盛で知りたい気持ちが強いときは、すぐ覚えて一生忘れません。 

 常に頭をそういう状態に保たないと、前に進みません。したがって、とにかく問題をやってみることから始めましょう。

物事には必ず幹と枝がある。

 物事には、必ず本筋となる幹の部分と本筋から拡がった枝葉の部分があります。結論から言うと、高等教育までは幹の部分をしっかり固めればよいのです。センター試験はよく見ると分野は多少違っても毎年同じような問題が出ますよね。なぜならば、何十万という受験生が受けて、実力判定の基準となる試験ですから、奇をてらった問題は絶対出題できません。逆に言うと、幹となる部分からしか問題は出ないのです。大学の合不合の目安となる公開模擬試験も同じ理屈です。

 ただし各大学の一般入試は違います。なぜならば、大学によって採用したい学生の基準が違うからです。それでも、大体は幹の部分から出題が出されます。

 基本問題から応用問題、最後に参考書をマスター。

まず基本問題集をやることが正解です。いきなり基本問題ができなければ、簡単な最小限度の理論を覚えてから始めます。これは、幼児が言葉を覚えるのとまったく同じ理屈です。次に応用問題集です。基本を応用問題に広げて、幹の部分を抑えていきます。理論は、問題集をやりながら修得します。チャート式のような分厚い参考書は、その都度参考にすればよいと思います。しっかり幹をマスターした後、参考書に戻って体系的に頭を整理します。絵で描くと下の図のようなイメージです。

 

効率的な手順

四角の緑枠は分厚い参考書の領域、中の緑枠楕円内は幹となる部分(いわゆるセンター試験、共通テスト出題エリア)、○は問題を解きながら修得する範囲。

まずは基本問題

さらに問題

応用問題で幹をマスター

 非効率な手順

 参考書を最初のページから順番に勉強する。同じ時間をかけても、幹の部分の理解は一向に進まない。

最も効率的な勉強法は、過去問や模擬試験の復習

 自分が受けた公開模擬試験を復習しない人がいます。これは、最も実のある勉強の機会を逸しています。なぜならば、模擬試験は集中して受けているので解答が最も気になります。さらに模擬試験の問題はその性質上、幹の部分から出題されるよく練られた良問です。したがって、これほど良い勉強法はありません。必ず、試験を受けて早いうちに復習することをお勧めします。さらに解答を聞くと、自分でもやればできるという自信をわいてきます。同様に、センター試験の過去問も、大変勉強になります。

基礎力が弱い人は、薄い問題集から始めるのがお勧め

薄い問題集は枚数にするとお値段は高めですが、しかしながら簡単にできて、しっかりやれば基本を一通りマスターできます。薄いとこれ一冊やっても心配だという人が多いと思いますが、まずはやってみるという考え方に立てば、十分活用ができます。何事も繰り返しですので、この後さらに厚い基本問題集に進めばよいでしょう。

最後に一言。自分がやりたいなと思う教材が一番!最後までやり抜く!

 本屋さんに行くと、たくさん問題集や、参考書が売っています。確かに、それぞれ特徴がありますがどれもそれなりに伝統ある教材ですから、書いてある内容はさほど変わりません。一番重要なのは、見て自分がやってみたいなと思う教材を選ぶことです。あまり「こうでなければいけない式」で選ぶと、途中で嫌になります。教材は、最後まで完成することが重要です。いろんな教材を食い散らかすのに比べて重複が少なく、なんと言っても達成感が得られます。

是非、今日から物事の考え方を変えて、良い参考書選びを心がけてください。

 

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